COLUMN

知識 |2021.07.17

ヘアオイルの効果って何?正しい使い方レクチャーします!

毎日の髪のお手入れにかかせないヘアオイル。

あなたは正しく使えていますか?

ヘアオイルは髪に潤いを与え、誰でも美しいツヤ髪をキープすることができますが

正しく使わないと十分に効果を発揮することができません。

そこで今回はヘアオイルの効果や正しい使い方についてご紹介します。

ヘアオイルの主な効果1

1. 保湿効果


ヘアオイルの効果、1つ目は保湿効果です。

ヘアオイルは髪表面をコーティングし、トリートメントで補給した栄養や水分を髪内部に閉じ込める効果があり、乾燥やダメージによる髪のパサつきをおさえます。

サロンやお風呂でトリートメントをしたのにヘアオイルを使わないのは栄養や水分がダダ漏れ状態に…
それはもったいない!

イメージとしては顔につける化粧水と乳液の関係性と同じで、髪にとってのヘアオイルは乳液の役割と同じようなものです。

夏の冷房や冬の暖房によっても髪の毛は乾燥しやすくなるので、入浴後のドライヤー前や出かける前などにヘアオイルを使用し、みずみずしいツヤ髪をキープしましょう。

 

ヘアオイルの主な効果2

2. 保護効果


ヘアオイルの効果、2つ目は外的ダメージから髪を保護する効果です。

ドライヤーの熱によるダメージを軽減したり、ブラッシングや寝ている時の枕と髪による摩擦、紫外線や静電気などのあらゆる外的ダメージから髪を保護し、切れ毛や枝毛の予防効果もあり、ツヤ髪をキープすることができます。


つけているのとつけていないのとでは、見た目と手触りに大きな差があると言えるでしょう。


普段からアイロンやコテを使用する方には大切な効果です。

ヘアオイルの主な効果3

3. スタイリング剤としての使用効果


ヘアオイルの効果、3つ目はスタイリング剤としての使用効果です。

ヘアオイルには補修効果の高い「ヘアケアオイル」と、ヘアアレンジに使用する「スタイリングオイル」の大きく分けて2種類が存在します。


商品ラベルに


洗い流さないトリートメント


アウトバストリートメント


などの表記があればヘアケアオイル


スタイリング剤


の表記があればスタイリングオイルに分類されます。


 

ヘアケアオイルの特徴としては


髪の補修やコーティング、外的ダメージから守ると言ったヘアケアの効果が期待できるヘアオイルです。


髪を乾かす前と後とどちらでも使用することができます。


 

スタイリングオイルの特徴としては


巻き髪やアップスタイルのヘアアレンジにおいて、髪のまとまりや束感、濡れ感を出す時に使うヘアオイルです。


髪につけるとしっとりまとまり、重みがある質感のあるオイルが多いのが特徴です。


ボリュームを落とす効果が高いのでくせ毛の方や髪の広がりが気になる方にオススメです。


基本的に髪を乾かした後、髪を巻いた後に使用します。

自分に合ったヘアオイルの選び方

最近は美容室やドラッグストアで沢山の種類が販売されていますが、どのヘアオイルが自分に合っているのかよく分からないという方が多いのではないのでしょうか。


自分好みの香りや質感を選ぶのも良いですが、基本的には自分の髪質に合った物を選ぶと美しいツヤ髪をキープできます。



Type1


サラサラ系のヘアオイル


【健康毛、低ダメージ、細毛、量少なめ、猫っ毛向け】


これらの髪質の方はサラっとした軽い質感のヘアオイルがオススメです。


健康毛の方がしっとり系のヘアオイルを使うと、油分のバランスが多くなりベタつく恐れがあります。


サラサラ系のヘアオイルは髪に重さを残さない質感なので軟毛の方が使ってもペタッとつぶれにくく、ふわっと感を残しながら髪を保護してくれます。


 

Type2


しっとり系のヘアオイル


【ダメージ毛、くせ毛、量多め、髪の広がりやごわつきが気になる方向け】


これらの髪質の方はしっとりとまとめる力の高いヘアオイルがオススメです。


ダメージ毛の方がサラサラ系のヘアオイルを使用しても、すぐに乾燥してしまい物足りなさを感じてしまうかもしれません。


ウエットな質感を出したい時はしっとり系のヘアオイルを使うとしっかりと束感が出て乾燥しにくいのでウエット感を長くキープする事ができます。

美容室が推奨!選びやすいヘアオイル

先ほど自分に合ったヘアオイルの選び方を紹介しましたが、販売されているどのヘアオイルがどんな仕上がりか、どんなテクスチャーか、比較対象がわからない!と言う方がたくさんいらっしゃるかと思います。


そこで美容室が推奨する、選びやすいオイルをご紹介!

その名も、SEE/SAW のヘアオイル



SEE/SAWは美容メーカーのルベルから販売されているヘアケア商品で、雑誌『美的.COM』では女優の田中みな実さんが愛用しているヘアケア商品として紹介されました。

今回紹介するのはSEE/SAWのヘアケアラインナップの中のCLEAR OIL (クリアオイル)の

♯(シャープ)

♭(フラット)

です。



ご覧の様にこのヘアオイルは2つ種類があり簡単に分けると、先程説明したサラサラ系としっとり系のヘアオイルとなっています。

また、SEE/SAWが掲げているメッセージの中に【光を味方にする髪へ】というものがあるように、このヘアオイルを使うと透明感ある艶髪を実現させてくれます。

いくつかのヘアオイルで迷っている方、このSEE/SAWのヘアオイルを試してみて自分に合ったヘアオイルを見つけてみてはいかがですか?

 

ヘアオイルの正しい使い方

ではヘアオイルの正しい使い方についてご紹介していきます。


まずはヘアオイルの適切な量についてです。


それぞれの商品の容器にもよりますが目安となる髪の長さに対するヘアオイルのプッシュ量はコチラです。


ショート     >>      半プッシュ〜1プッシュ


ミディアム     >>   1プッシュ〜1プッシュ半


ロング       >>        1プッシュ半〜2プッシュ


では、ヘアオイルを髪につける時のポイントをご紹介します。


適量を両手になじませ、指の間までヘアオイルをなじませます。


傷みやすい毛先を中心にヘアオイルをつけていきます。


毛先につけ終わると、手に残ったヘアオイルを薄く内側の髪や中間あたりまで指を通すようにして馴染ませていきます。


その後に目の荒いくしでコーミングしていきます。


手でヘアオイルをつけるだけだとどうしてもムラができてしまいがちなので均一に馴染ませるためにコーミングします。


このポイントをしっかり抑えてドライヤーで乾かす工程に入りましょう!


 

スタイリング用のヘアオイルでも同じように、


巻き髪スタイルは揉み込むようにつけ、巻いた髪をほぐすイメージで


ストレートスタイルにはヘアケアオイルと同様、つけた後にコーミングすると真っ直ぐな面ができ綺麗なツヤ髪を表現することができます。


また、少しだけ表面にヘアオイルをつけるとよりツヤ感を演出する効果が高くなります。

絶対やってはいけないヘアオイルのNG行為

まず、つけ方でのNG行為は


根本や表面からベタっとつけることです!


ヘアスタイルの立ち上がりが悪くなる原因でもあります。


根元や表面に過剰についてしまうことにより、頭皮や髪に汚れがたまってしまいベタつきの原因にもなります。


次に、コーミングする際のNG行為は


目の細かいくしでコーミングすることです!


特にタオルドライ後のヘアケアオイルをつけた後に、目の細かいくしでコーミングしてしまうとかえって髪に負担がかかったり、せっかくつけたヘアオイルをすくって削ぎ落としてしまう事になります。


最後に、スタイリング用のヘアオイルをつける際のNG行為は


アイロンを髪に通す前につけることです!



これはヘアオイルの種類にもよりますが、スタイリング用ヘアオイルをつけた後にヘアアイロンの様な熱をあててしまうとオイルにより高加熱されてしまい、油を高温の熱に直接いれる、いわば揚げ物と同じ現象が髪で起こってしまうのです。


ヘアオイルをつけた効果がなくなってしまいます。

イメージしてみるととても恐ろしい事です。絶対にやめましょう。

まとめ

ヘアオイルを正しく使えていないと、かえって効果を半減させたり、髪や頭皮に悪影響を及ぼすことがあります。


求める効果や自分の髪質に合うヘアオイルを選び、用量を加減してお使いください☆

おうちでのヘアケアアイテム、ヘアオイルを正しく使って健康的なさらさらツヤ髪を目指していきましょう!

STAFF

スタッフ情報

アシスタント / 姫路店

宇野 凜華

Uno Rinka