COLUMN
【退色しにくい】ヘアカラーとは?神戸で働く美容師が解説するカラー理論
「ヘアカラーが長持ちしない」
そんな悩みをお持ちの方の為に、退色しにくいヘアカラーをお伝えします。
ヘアカラーは正しい知識を持っておくと、今よりさらに楽しめます。
ぜひ最後までご覧下さい!
目次
退色の原因
退色は必ず起こります。
まずヘアカラーは、キューティクルを開きそこからヘアカラーを浸透させます。
キューティクルは鱗状になっていて、濡れた状態が続いたり、温めたりすると開きます=退色しやすくなる原因となります。
なのでお風呂上がりはすぐに髪を乾かす、熱いお湯で髪を洗わない事が退色防止の1つになります。
お湯は38℃から40℃が適温とされています。
ヘアカラーをした直後は特に髪の毛の状態が不安定なので気をつけた方がよいでしょう。
ヘアアイロンも毎日しすぎるとヘアカラーの退色の原因になります。
160度以下の温度で使用する方が、ヘアカラーは長持ちします。
色味について
画像のように茶色味のないクリアなヘアカラーは基本的に退色が早いです。
何故かと言うと人間の髪にはメラニンというものがあり、日本人には赤や茶色のメラニンが多くある方がほとんどです。
なので、茶色から離れたクリアな色にすればするほど早く色落ちはしやすいです。
アッシュなどはカラーの分子量も小さく特に抜けやすいです。
日本人の髪には赤、紫、オレンジのヘアカラーは長持ちしやすく落ちにくいです。
茶色味が嫌いな人はどうすればいいの?
茶色味が嫌いな人は濃く入れてあげればヘアカラーの退色が遅くなります。
メラニンの関係でその人によりヘアカラー剤の分子を吸収しやすい人、逆に出やすい人など様々なのですが、ヘアカラーを濃く入れるとメラニンやキューティクルに長く存在してくれるので、退色しやすい人はオススメです!
担当の美容師さんに相談してみて下さい!
特に髪の毛の細い人はヘアカラーが退色しやすいのでそこも加味して考えて頂けると分かりやすいと思います。
シャンプー
綺麗なヘアカラーを保つためにはシャンプーも大事です!
洗浄力の弱いシャンプーを使うと退色が遅くなります!
主に市販のシャンプーですが、洗浄力が強く界面活性剤の使用量も多いのでせっかくのヘアカラーが流れ出てしまいます。
シャンプーは必ず美容院の物を使って下さい。
美容院のシャンプーは値段が市販のものよりも高いですが、将来的には必ず効果になって表れます!
ヘアカラー専用シャンプーを使うとより効果的ですが、洗浄力の弱いシャンプーであれば大丈夫です!
ブリーチ
ブリーチはメラニンを除去しているので、普通のカラーよりも退色が早くなります。
その事も考えた上で決めるとより、楽しんでヘアカラーが出来るかと思います!
ブリーチしたいけど、退色はあまりしたくないという方はハイライトカラーがオススメです!
明るい筋を入れる事により、全体ブリーチまで派手じゃないでも普通に染めるよりも絶妙な透明感を出す事が出来ます!
退色も全体ブリーチよりもまろやかで、継続的に足していくとより透明感が出せます!
最後に
ヘアカラーの事、退色についてお分かり頂けましたでしょうか?
正しい知識を身につける事によって今までよりも楽しんでヘアカラーをすることができます!
ぜひ明日からご活用下さい!