COLUMN

カラー |2021.11.30

ブリーチして根本が伸びてきたら

ブリーチをしてから2〜3ヶ月程経過すると、「根元が暗いのが気になるからまたブリーチした方がいいかな?」「プリンの部分が汚く見えないかな?」となどと気になってきますよね。

そんな方に美容師目線のアドバイスとして、対処法や有効な方法をお伝えさせて頂きます。

なんでブリーチすると根元が目立つの?

何故、ブリーチしていると根元が伸びてきた時に目立つのか、それは根元との明度差が1番高くなるのがブリーチだからです。

そこを埋めてあげさえすれば伸びてきた根元が目立たなくなります。

そこでブリーチが伸びてきた時に有効ないくつかの方法がありますのでご紹介させて頂きます!

ブリーチリタッチ

まずはこの方法が1番多いかと思います。

ブリーチリタッチとは根元の伸びてきた部分だけをブリーチすることを指します。

 

メリットとしては

⚫︎毛先へのダメージを最小限に抑えられる。

⚫︎伸びてきた根元が1番自然に馴染む。

⚫︎次から色味に移行しやすい。

 

デメリットは

⚫︎1〜2ヶ月定期的にしないといけない(期間が空き過ぎてしまうと髪の毛に負担がかかるし、時間もかなりかかってしまう)。

⚫︎痛い(頭皮につけないゼロテクという塗り方もありますが、軽重の差はあれどブリーチは痛いです)。

 

上記が主にあげられると思います。

基本的にブリーチリタッチは1〜2ヶ月以内にするのがベストです。

3、4cm以上伸びてしまうとブリーチリタッチをするのが困難になるからです。

髪の毛は頭皮に近い部分の方が明るくなりやすく、頭皮から離れている部分は明るくなりにくいです。

なので、あまりにも伸びていると時間もかかり髪の毛への負担も大きいので早めのブリーチリタッチが良いと僕は考えています。

 

ハイライト、ローライト

ハイライト、ローライトもブリーチが伸びてきたときには有効です。

ハイライトは明るい筋、ローライトは暗い筋を入れることを指します。

なぜこの方法が有効かというと、ダメージレスにブリーチとの境目をぼかせるからです。

筋を入れる事により伸びてきた部分を自然に馴染ませる事ができ、もしブリーチを辞めたい時でもそれまでの繋ぎとして活用できます。

ダメージも少ないので、トライしやすいかなと思います。

 

 

 

ブリーチ無しで染める

あえてブリーチ無しで染めるのもいいと思います

伸びてきた部分とブリーチ部分の差は多少出来ますが、グラデーションにしたりする事によりそこは解消出来るかと思います。

間にローライトなどを挟むことも根元が伸びてきた時は有効になります!

このようにブリーチをしないという方法もありますので、担当の美容師さんとよく相談して、してみてください!

 

トリートメント

ブリーチが伸びてくると乾燥やダメージもでやすくなるので、トリートメントで栄養補給も必ずしてあげてください!

今後の髪のコンディションが必ず変わります。

油分や水分を補給してあげることにより、切れにくく扱いやすい髪の毛を維持することが出来ます。

ブリーチ毛はとても繊細なので、日々のケアが重要になります。

 

最後に

ブリーチが伸びてきたときの対処法として、少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。

ブリーチは計画とケアをきちんとして頂くことによりクオリティをより上げることが出来ます!

担当の美容師さんと相談してあなただけのオシャレを楽しんで下さい!