COLUMN
ダブルカラーって何?ブリーチって?染めてしまう前に知っておきたいメリット、デメリット
「明るい髪色がしたい!」
「透明感のある色がしたい!」
「鮮やかな、色味のしっかり出た色にしたい!」
と考えている方、多いのではないでしょうか?
カラーを調べると良く出てくるダブルカラーとは?
ブリーチするとどうなるの?
メリット、デメリットや、ケア方法を解説します!
ぜひ次のカラーの参考にしてください☺︎
目次
ダブルカラーとブリーチについて
通常のヘアカラーは脱色しながら同時に染めていくので、明るさを明るくしながら色味を入れたいとなると、発色に限界があります。
ベースの髪の色によって、一度で入るカラーは限られてしまうため「いつも似たような色になる」「なんか写真と違う」といったことが起こってきます。
しかし、ダブルカラーは基本的に、ブリーチ(髪の毛の色素を抜く)をしてヘアカラー(カラー剤を使って髪の毛を染める)をするので、1回では出せない色味を出すことができ、理想のヘアカラーが再現できます。
グラデーションカラーやハイライトカラーなどの、デザインカラーをしたい場合も、ダブルカラーだとよりはっきりとした色味で全体の髪の色とのコントラストをハッキリつけることができたり、透明感があったり、外国人風といったカラーの色味が再現できます。
ブリーチのメリット
ブリーチのメリットは、
・1回するだけでも思い通りの透明感のあるカラーや、明るいカラーが出来る
通常のカラーでは、何度も明るいカラーを繰り返し、明るいベースができたところに色味を入れるとやっと明るめのカラーや、透明感のあるカラーを手に入れることができます。
しかし、ブリーチをすれば、1回しただけでもかなり明るいベースが出来るので、そこに色を入れるだけで透明感のあるカラーが完成する為、手っ取り早く明るくできたり、自分の思い通りのカラーにすることができます。
・ハイトーンカラーにチャレンジできる
ブロンドヘアや、白っぽいピンクなどのハイトーンカラーにチャレンジする場合は、ブリーチを1回だけでなく、2~3回すると、さらに明るいカラーにすることができます。
・がらっとイメージチェンジができる
普通のヘアカラーではチャレンジできない、寒色だとミルクティーベージュや暖色だとビビットなオレンジ、くすんだピンク等にすることができ、簡単にイメージチェンジができます。
この様に、簡単に言うと、色々なカラーが楽しめる、イメージをがらっと変えることができるのがブリーチのメリットです。
ブリーチのデメリット
ブリーチのデメリットとしては、
①施術時間がかかる
通常のカラーが1時間半前後の所、長さや抜けづらさにもよりますがブリーチにかかる時間は1時間〜1時間半ほど。
その後オンカラーする時間でさらに1時間ほど。
シャンプーや仕上げの時間も考えると2時間〜3時間は必要となります。
②色落ちが早い
だいたい持って3週間、通常1〜2週間で退色しますが、これは入れた色が持つ期間であり
ブリーチ毛にヘアカラーを重ねて染めていくと色素は定着し、色が抜けても綺麗な髪色も維持できます。
初めから抜けた後の色を考慮して、濃いめに染めたりすると、平均よりは長めに色を保つことが出来たり、色落ちでなりたい色になるように出来たりもするので、担当の美容師さんに相談してみるのも良いと思います。
綺麗にキープするには1ヶ月に1回のカラーと
2ヶ月以内のブリーチのリタッチは必須です。
③髪の毛が傷む
ブリーチ最大のデメリットは、髪が傷むこと。
どうしても髪や頭皮に負担がかかってしまいます。
ブリーチはアルカリ剤を使用し、髪の中のメラニン色素を分解して色を抜きます。
そのため髪に負担がかかり、乾燥したり、痩せた髪になってしまいます。
④髪の毛が乾きづらい
ブリーチをして髪の毛に必要なタンパク質が抜けてしまった分、髪が水を吸収してしまうのでブリーチをした後は髪が乾きづらくなります。
ブリーチは髪の毛のキューティクルを剥がしてしまうものです。
濡れたままにしておくと、キューティクルが開いたままになり、蒸発などによって髪の毛内部の水分を失うことになります。
それにより髪の毛がパサパサの状態になってしまいます。
キューティクルは、髪の毛の水分や栄養を守る役割があり、ダメージに弱い為、しっかり乾かして、ヘアケアを心がけましょう。
⑤施術料金が高くなる
通常のヘアカラーでは、ワンカラー7000円前後の所、ダブルカラーをすると、13000~15000円前後になります。
1度で2度カラーをするので、倍になります。
デメリットを解消する為に
ここまで、ブリーチしてからのカラー(ダブルカラー)についてお伝えしてきました。
「色落ちが早いのかあ〜」
「髪の毛がパサパサになるのはなあ〜」
「時間が長いのはちょっと、、、」
など、色々なことを考えてしまうと思います。
でも、そんなデメリットを解消してくれるデザインカラーがあります!
①ウィービングハイライト
全体に細かめのハイライトをたくさん入れて、その上からカラーをします。
すると、全体ブリーチをしなくても、全体が明るくなり、色も大幅に変えることができます。
色をブリーチで抜いたところには綺麗に色味が入る為、全体ブリーチをしなくても、全体ブリーチをした様な色味が表現できます!
更にウィービングハイライトのいいところは、伸びてきてもプリンにならない所。
通常の全頭ブリーチだと、すぐに黒いところが目立ってきて、プリンになるのが気になると思います。
しかし、ウィービングハイライトだと、根本からブリーチをいれないのと、ブリーチの所と地毛の所がバラバラに入っているので、境目がくっきり別れずに、根元がそこまで気になりません!
施術料金も全頭ブリーチよりは安くなり、髪の毛のダメージも抑えられるので、ブリーチのデメリットを少しでも解消してくれるのではないでしょうか?
②ウィービングハイライトでも不安な方に【インナーカラー】
インナーカラーとは、表面の髪色は変えずに内側だけの色を変えるカラーのこと。
内側全体をブリーチして色を入れます。
入れる範囲によっても色味によっても見え方は変えられます。
ブリーチによる傷みも内側のみなので、ダメージはもちろん抑えられます。
色落ちをしてきて、金髪になったとしても、それはそれでデザインとして楽しむこともできるので、初めてのブリーチにおすすめです!
③インナーカラーでも不安なブリーチ初心者さんに【イヤリングカラー】
イヤリングカラーとは、耳の前辺りからチラッと見えるカラーの事。
髪の内側全体に色を入れるインナーカラーに比べて、耳元からさりげなく見えるイヤリングカラーは、主張しすぎたくないおしゃれさんにおすすめ。
これも色味によっても幅によってもイメージが変わるので色々楽しむことができます。
ブリーチ後のケア方法
全体ブリーチをした後のケア方法は、
①サロンシャンプー
美容室で売っているシャンプーを使う。
市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多く、必要以上に汚れを落としてしまい、結果、頭皮の乾燥や退色に繋がります。
また、髪の毛をコーティングしてしまったり、流れにくく、髪の毛に残ってしまうケースもあります。
そうすると、思った色に染まりにくくなったり、パーマが当たらなくなってしまったり、べたついて根本がペタッとしてしまうこともあります。
ブリーチをしてなくても、退色が早い方や、先ほどお伝えした状態にってしまう方は、シャンプーのせいかも知れません。
反対に美容室のシャンプーは、出来るだけ髪や肌に負担のない様に作られていて、パーマやカラーに影響が出ないように作られています。
洗浄力が市販のシャンプーに比べてマイルドで、洗うことによる摩擦も軽減してくれる為
カラーやパーマの持ちも良くなります。
また、同じメーカーから、色んなシャンプーが出ていて、なりたい髪の毛によって使い分けができるのも特徴です。
根本をふんわりさせたい、はりこしがほしい
逆に、ボリュームをおさえたい、つやがほしいなど、それぞれの悩みに特化したシャンプーが作られていることも多く、使い続けると効果が実感できます。
値段は市販よりは高くなりますが、それだけ良いものが使われています。
ブリーチをしてもしなくても、カラーをしていて色持ちが気になる方は絶対にサロンシャンプーを使ってください!!
それだけで色持ちは変わります!!
②カラーシャンプー
ピンクやアッシュなど、色味の濃いカラーにした時、更に色持ちを良くする方法として、カラーシャンプーがあります。
*カラーシャンプーの使い方
1、いつも使っているシャンプーでシャンプーをする。
これで頭皮の汚れや、髪の毛表面に付着しているオイルやワックスなどを洗い流します。
2.カラーシャンプーをつける
カラーシャンプーを全体につけた後、3~5分程度放置しましょう。
放置時間で色の入り方が変わるので、お好みで調節してみてください!
3.流す
38~40度のお湯でしっかり流してください!
お湯の温度が高いと色落ちに繋がります!
*使用し始めるタイミング、使用頻度
大体色落ちが気になりだしたタイミングからでOKです。
使用頻度は週に2~3回がベスト。
カラーシャンプーには汚れを落としたりする効果はない為、頭皮も髪の毛もケアしながら使うのがおすすめです。
まとめ
今回は、ブリーチのメリット、デメリット、ブリーチした後のケア方法までお伝えしました。
ブリーチは、かわいい色味が出せたり、透明感抜群のカラーができます。
デメリットも知って、ブリーチをしようか迷っていた方や、いつもと違ったカラーを楽しみたい方の参考にしていただけると嬉しいです☺︎
しっかりケアもしながら、可愛い髪色を楽しんでください!