兵庫県 姫路市 (神戸市) の美容師 chestの麻生こと明石のおすぎの時たま映画ネタバレブログ
年間劇場で200本以上映画を観たい映画美容師のブログ 自称『明石のおすぎ』
ある暴君の物語~デビルズ・ダブル ある影武者の物語~
最近観たDVDのご紹介
デビルズ・ダブル ある影武者の物語
監督
リー・タマホリ
出演
ドミニク・クーパー
あらすじ
フセイン政権下のイラク
フセインの息子ウダイに顔が似ているという理由から
影武者として生きることをよぎなくされたラティフ
絶対的な権力の前に逆らうことができず
ウダイに寄り添うようにして生活をしていくラティフ
想像を絶する現実を目の当たりにしていく
うん。
すごいね。
実際に影武者だったラティフさんが書いた自伝をもとに作った映画
まぁアクション映画監督がとった映画なんで
多少の脚色はあるみたいですが
すごいです。
フセイン政権下でも国民から『悪魔のプリンス』と呼ばれて恐れられたウダイ氏
とりあえずすごい
殺人、拷問、強姦
なんでもござれ。
R18指定がつくくらいの映画なので
なかなかのグロ描写もあります
ところ構わずバンバン撃っちゃうウダイ氏
でも映画の中の描写なんてまだまだあまっちょろいもん
そうラティフさんがインタビューで言っていました
人間の狂気ってすさまじいです
そして
ドミニク・クーパーの演技がすごい
完全なる一人二役
顔以外全く違う二人の人格を
完璧に演じきっています
すごい
ドミニク・クーパーの演技と
信じられない暴君の実態
観た後にテンションはあがりません。
ですが良作です。
総評
65点
あなたを守るために~Mommy~
公開終了前にすべりこみで
Mommy
監督
クザヴィエ・ドラン
出演
アンヌ・ドルバル
スザンヌ・クレマン
アントワン=オリビエ・ピロン
とあるカナダ。
新政府は障害をもつ子供を法的な手続きなく入院させる法案を施行。
そんななかADHD(多動性障害)をもつ15才の少年スティーブ。
そしてシングルマザーのダイアン。
一度切れるとてがつけられなくなるスティーブに翻弄されながら生活していた。
向かいにすむ引きこもりがちな教師カイラをむかえたことで
スティーブは学業に
ダイアンは社会復帰
またカイラも自身がもつ傷害を
それぞれすべてはうまくいっているように思えたが…
総評
85点
素敵!
ドラン監督の作品は今回が初めて
やたや評価の高い監督やったので
かなり期待していったんですけども
心理描写がうまい。
やはり男性と女性の感性をあわせもっていると
繊細な描写が丁寧。
そして映像!
インスタグラムを意識して撮ったという映像は
なんと正方形w
なれてきた頃に
長方形になりますw
ここもおしゃれ
画の構成やら
光の使い方
すごくおしゃれで
問題をかかえているけど
まっすぐに
きらきら生きているスティーブを活かします
スティーブという爆弾に
翻弄されながらも
魅了されるダイアンとカイラ
スティーブのまっすぐな純真さに
壊れかけた二人が再生していくのが
素敵です。
かなりのネタバレですが
スティーブを愛しているが故に
守りたいがために
自分を傷つけるという手段をとったスティーブに対し
入院という手段をとるダイアンとカイラ
愛深き故に愛を捨てた…
サウザーみたいな本当に切なく悲しい結末でした。
破壊と再生を繰り返し
行きつく3人の運命。
危ういバランスで保たれてる3人を
抜群の映像センスと
名曲たちを織り交ぜ進んでいくストーリー
派手さはなくとも
心に響く名作でした。
赤ん坊が優しいギャングになるまで~チャッピー~
みてまいりました
チャッピー
監督
ニール・ブロムカンプ
出演
シャルト・コプリー
デブ・パテル
ヒュー・ジャックマン
シガニー・ウィーバー
あらすじ
2016年南アフリカはヨハネスブルグ
治安維持のためにテトラバール社の開発した警察ロボットが配備されていた
開発者のディオンは完全自立型人工知能(AI)の開発に成功する
警察ロボットにインストールしようとした矢先
ギャングに誘拐されてしまう
脅され廃棄寸前の警察ロボットにAIをインストールし
チャッピーと名付けられたロボットは
ギャングの元で育っていくが
警察、テトラバール社
方々から狙われることとなる…
うん。
ブロムカンプ監督って確実に日本のアニメ好きでしょうね。
エリジウムなんてほぼ設定ガンダムやったし
今回は攻殻機動隊の影響を感じさせざるをえないです。
機械に知能をもたせ
意識化する
攻殻機動隊っぽいですね
しかしチャッピーが可愛かったw
何も知らない赤ん坊は
育つ環境で何色にも染まる
純粋が故に
無知が故に
悪が何か分からない
そんなメッセージがこめられてたような
人ではなく
ロボットを使った
赤ん坊の成長の物語?
やっぱりブロムカンプ監督
第9地区では差別を
エリジウムでは格差社会を
なにかしら訴えかける作りになってました
うん
とにかく!
ヒュー・ジャックマンが悪役でかつ髪型がダサい!w
そこ!?w
あまり性根から悪い悪役で観たことなかったので新鮮でした
結局うったえかけてるテーマが
『何』だったのかがぼやけてたのが残念…
肉体は器で意識こそ人間である?
育てる環境による人の変化?
機械に頼りすぎた近代にたいする警鐘?
マイノリティに対する世論?
難しい…
とはいえブロムカンプの一味変わった面白い設定と
チャッピーの可愛さ
ラストの展開
よかったですね
やっぱりこの監督好きです。
アニメ好きそうなのが好感もてます。
総評
70点
観客に判断を委ねる~シグナル~
まさしくその感じで
かなり難しい
シグナル
監督
ウィリアムス・ユーバンク
出演
ブレントン・スウェイツ
ローレンス・フィッシュバーン
オリヴィア・クック
あらすじ
マサチューセッツ工科大学に通うニック
ガールフレンドのヘイリーをカリフォルニアまで友人のジョナと一緒に送る旅の最中
大学のパソコンにハッキングしてきた
『ノーマッド』の居所が
道中のネバダであると突き止める
そしてネバダを訪れた3人だが
そこで何者かに拉致されてしまう
そして目覚めたニックは政府の隔離施設にいた
局員によると彼は『何か』に接触したため施設に隔離されているという
施設から脱出を計ったニックは
思いがけない『力』を発揮する
まさに第9地区の劣化版!
いや…
設定もいいですし
評価ではテンポが悪い悪いいわれてますけど
ジワジワくる不気味な雰囲気はすごくよかった
徐々に徐々に少しずつ
謎が明らかになってくるんですが
いかんせん
『なぜ?』のまま放置されてることが多過ぎて
最後の最後で
こーいうことやったからいいでしょ?
と問いかけられてるような…
もう少し説明してほしかった…
逆に観客に判断させて
それぞれの解釈のしかたで
好きに理解してもらえたら良いということなんかもしれませんが
映画の雰囲気とか
設定とかが好きだっただけに残念です。
でも長編2作目にして
映像美に定評のあるユーバンク監督の
色彩へのこだわり
スローモーションで魅せるアクションシーン
素敵でした
もう少し別のオチやったら…
うん
そんな感じでした
総評
60点
やっぱり最強ダディ~ラン・オール・ナイト
そうなんですね。
96時間シリーズでお馴染み
すっかりいつの間にかアクションスターになっていたリーアム・ニーソン
やっぱりダディ最強でした。
ラン・オール・ナイト
監督
ジャウム・コレット=セラ
出演
リーアム・ニーソン
ジョエル・キナマン
エド・ハリス
コモン
ニック・ノルティ
あらすじ
ニューヨークのマフィア組織の殺し屋として
かつて活躍していたジミー
自分の犯してきたことに対し罪の意識にさいなまれ
酒浸りの生活を送り組織からも家族からも疎まれていた
ある日ジミーの息子マイケルが組織から狙われ
刺客を射殺したジミーだったが
刺客は組織のボスの一人息子だった…
マイケルを守るため
ジミーの夜を徹した逃亡劇がはじまる!
フライトゲームとアンノウンでニーソンと組んだセラ監督
この人観せかたがうまい!
すごいハラハラドキドキします。
そして今作は場面転換のシーンがすごくスタイリッシュだったのが印象に残りました。
相変わらずのスーパーダディのニーソンさん
素敵です
やっぱりダディは強かった…w
ストーリーはかなり突っ込みどころ満載なんですが…
それでも家族を守るため
家族の復讐をするため
それぞれの立場に立つ
リーアム・ニーソンと
エド・ハリスの存在で
かなり物語がぐっとしまって
ドラマ感がましています
さすがアカデミーノミネート俳優
矢継ぎ早に展開される
肉弾戦、カーチェイス、銃撃戦
合間に挟まれるドラマ
ただのアクションではない観ごたえがありました
しかしニーソンさんこういう
家族と仕事に板挟みになるスペシャリストみたいな役似合いすぎですねw
総評
70点
灰かぶりのエラ~シンデレラ~
マレフィセントがあたったから
どんどん実写化されるディズニーアニメーション
そう!
シンデレラです
みてまいりました
監督
ケネス・ブラナー
出演
リリー・ジェームズ
ケイト・ブランシェット
リチャード・マッデン
ヘレナ・ボナム・カーター
あらすじ
母を病気で亡くした幼いエラ
旅の商人だった父は
貴族の未亡人と再婚する
継母と二人の姉とすごすことになったエラだが
父が病気で急逝する
継母と二人の姉はエラにひどい仕打ちをし家政婦として扱う
耐えかね家を飛び出したエラは森で
キットという青年と出逢いお互い一目惚れをする
キットは実は小国の皇子で
彼はエラともう一度あうため
国をあげた舞踏会を企画する
まぁだれもが知ってるシンデレラです
やっぱねぇ
あんまアニメって実写化するもんちゃいますね
まぁ普通によかったんですけども
やっぱなんだかチープですよね
エラと皇子は美男美女やけどもなんだかなぁな感じ
ケイト・ブランシェットがでてへんかったらただのホームドラマみたいなってた気がする…
まぁ普通に良い話やったんですが
やっぱアニメやなぁっちゅう感じ
ちょいとネタバレしますが
継母と二人の姉にさんざんさんざんいじめられてたのに
家を出なかった理由は
『父と母の残した家を守りたい』
という固い意思のため
だから途中で家を飛び出したってところにドラマ性が生まれてよかったんですが
なんと最後皇子とくっついたら
すぐ出ていっちゃうwww
びっくりな展開w
やぱそーいうとこがチープ…
しかし継母役のケイト・ブランシェットはやはりよかった
さすがオスカー女優
完全に主役くってますw
それと舞踏会等のドレスの色彩はよかった
けどなんだかまぁ…
そないやったかな?w
総評
60点
同時上映のアナ雪のショートムービー
びびるくらい要らんかったw
魂が震える!~セッション~
こいつぁやばい!
ほんとにやばい!
魂が震える!
胸をわしづかみ!
脳天を揺さぶる!
そんなパワーに満ちた映画!
セッション
監督
デイミアン・チャゼル
出演
マイルズ・テラー
J・K・シモンズ
メリッサ・ブノア
本年度アカデミー賞
助演男優賞(J・K・シモンズ)
録音賞
編集賞
受賞
あらすじ
世界的なジャズドラマーを目指し
名門音楽大学に通うニーマン
彼は伝説的な教授フレッチャーのバンドに入ることに
名門大学のトップのバンドに入れたのことに
意気込むニーマンだったが
フレッチャーのレッスンは次第に常軌を逸していき…
各界から称賛の声多数!
こちらを参照
ですがジャズに携わるかたからは誹謗中傷や酷評を受けている
話題作!
正直ジャズに対しての理解がない自分としては
最高でした!
まじで!
巨人の星並のスポ根映画
ジャズやけどスポ根!
そこで役者がドラムうまいとか
指揮うまいとか
音楽の選曲がとか
どっちでもいいとおもいます
そーいう点でジャズ関係者に酷評されてるみたいですが
どっちでもいいとおもいます
目的のために
常軌を逸した狂気のレッスンに耐え
ただひたすらドラムを叩き続けたニーマンと
彼をひたすら罵り続けるフレッチャーの
ジャズを通した闘いの物語
ほんとやばい
フレッチャーを演じ助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズは
旧スパイダーマンで早口でまくしたててた編集長の人⬇
それが本作では
こんな強面w
まさに怪演です
ひたすらひたすらひたすらに
ニーマンを怒鳴り付けます
Fasterrrrrrrrr!
Louderrrrrrrr!
Answarrrrrrrr!
もーめちゃくちゃ恐いw
そして最初は萎縮していたニーマンが徐々に
フレッチャーのペースについていき
次第に狂気をおびていくのも見物
『ラスト9分19秒 映画史が塗り替えられる』
そんなキャッチコピーでしたが
ほんとにすごかった
鳥肌ものでした
フレッチャーの復讐
屈するかにみえたニーマン
しかしそこに上乗せするニーマンの復讐
そして舞台は…
もーほんとにすごい!
ラストまでグイグイグイグイスクリーンに引き寄せられます
そして劇中にたまったフラストレーションが
ラストで爆発します!
ほんとにほんとにほんとに気持ちいい
スカッとする!
今年度暫定トップ!
文句なしのお勧め!
総評
95点!
余談ですが
彼女役のメリッサ・ブノアが
美しすぎました…
うーん…~グッド・ライ いちばん優しい嘘~
日本で人気のある映画やらアニメが公開してるなか
こそっと公開してたこれ
グッド・ライ いちばん優しい嘘
監督
フィリップ・ファラルドー
出演
リース・ウィザースプーン
アーノルド・オーチェン
ゲール・ドゥエイニー
1983年スーダンで起きた内戦により
親を失った約10万人の子供達
『ロストボーイズ』と呼ばれた彼らを全米に移住させるという実際にあった計画をもとにしたヒューマンドラマ
あらすじ
スーダンから到着した『ロストボーイズ』のマメール達
彼らを迎えに来た職業安定所のキャリー
電話やマクドナルドまでも知らない彼らに苛立ちを募らすが
彼らの純粋さ、トラウマそして成長に触れ
彼女自信の生き方も変わっていく
うん
おしい。
すごくおしい。
何から何まで淡々としてて
盛り上がりにかける
いつのまにかラブコメ女優からオスカー女優になっていた
リース・ウィザースプーン
やさぐれた生活から次第に成長し
自立していく様を伸び伸び素敵に演じているんですが
いかんせん物語が淡白すぎて…
題材がいいだけに
非常におしいです
うん
おしい
総評
55点
さよならもいわないで~ワイルドスピード Sky Mission~
みてまいりました!
これ!
まちにまったこれ!
ワイルドスピード Sky Mission
監督
ジェームズ・ワン
出演
ヴィン・ディーゼル
ポール・ウォーカー
ドウェイン・ジョンソン
ジェイソン・ステイサム
ミシェル・ロドリゲス
ジョーダナ・ブリュースター
カート・ラッセル
2013年11月30日に交通事故で亡くなった
ポール・ウォーカーの遺作の一本!
あらすじ
前作で国際犯罪組織のオーウェン・ショウを倒し
平穏な生活を送っていたドミニク達
しかし彼らの前にオーウェンの兄
デッカード・ショウが現れる
彼はドミニクのファミリーであるハンを殺し
ホブスをも病院送りにする
弟の復讐にもえるデッカード
ファミリーの復讐にもえるドミニク達
彼らの対決は地上を飛び越し
ついには空へと向かう!
うん。
おもろいよね。
これぞアメリケーンな映画。
悪者が仲間やら家族の復讐でやってきて
仲間をやられ世界を守るため仲間のため良い者が立ち上がる
頭空っぽで観れる素敵な映画!
とにかくアクションがド派手!
ついには空飛んじゃいます!
ヴィン・ディーゼルがかっこいい!
ポール・ウォーカーがかっこいい!
ドウェイン・ジョンソンがかっこいい!
ジョンソン・ステイサムがかっこいい!
カート・ラッセルがおじいちゃん!w
なんかどんどんメンバー増えてそのうちエクスペンダブルズみたいなるんちゃうかとか思いますよねw
ほんでちょっとネタバレなりますけど
最後のポール・ウォーカーの追悼シーンが…
涙もんでした
『さよならもいわずにいくなよ』
ブライアンの投げ掛けにたいして
『さよならは言わないぜ
一生の友だから』
と返すドミニクがもー…
『ワイルドスピード』を始めてみたのが中学生の時やったとか考えたら
思い出深い気持ちなったり
切なくなりました
いっそ今回でシリーズ終わらしてくれたらよかったのに
なんかまだあと三作は撮るそうで…
うむ!
でもよかった!
スカッとします!
総評
75点!
文句なしのアカデミー作品賞~バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)
文句なしです
本年度アカデミー賞
作品賞
監督賞
脚本賞
撮影賞
四冠に輝いた
バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)
監督
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
撮影
エマニュエル・ルベツキ
出演
マイケル・キートン
エドワード・ノートン
エマ・ストーン
ザック・ガリフィナーキス
ナオミ・ワッツ
エイミー・ライアン
『バベル』『21グラム』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が
『ゼロ・グラビディ』のエマニュエル・ルベツキとタッグを組んだ
『バードマン』
あらすじ
かつてヒーロー映画『バードマン』で
スターダムにのしあがったリーガン
シリーズ終了から20年たった今でも
世界中で人気を博している
しかし主演だったリーガンは失意のどん底にいる
再起をかけ脚色、演出、出演をし
ブロードウェイの舞台に立とうとするが
実力派俳優におびやかされ
娘との溝も深まるばかり
彼は再び成功を手にし名声と家族の絆をとりもどすことができるのか
総評
90点
うん
ほんとすごい
まずカット割りがない
ほぼない
全編ワンカットに見せる撮影手法
ほんまどー撮ったらこーなるのか?
最初からほぼ最後までワンカットに見せる手法がすごい
ほぼシームレスでつないであるので
臨場感が半端ではない
まるで自分が主人公リーガンと一緒にブロードウェイの舞台や楽屋裏
ニューヨークの街をまわっているような
錯覚におちいります
文句なしのアカデミー撮影賞
『トゥモローワールド』では
ラストシーンのなが回しですさまじい臨場感をだし
『ゼロ・グラビディ』では全編デジタル撮影を敢行
6度目のノミネートにして初のアカデミー撮影賞を受賞
この人ほんとすごい…
そして作品としては非常に難解
なんだか『ブラックスワン』を難解にして
家族愛とシニカルな笑いを足したみたいな?
そんな感じがしました。
主人公は落ち目のヒーロー役者
再起をかけブロードウェイの舞台にすべてをかける
ライバル役者や娘との関係
世間の注目するモノ
様々な障壁にあい
自分という存在は
自分にできることとは
そーいったものに苦悩する
どこにでもない設定だけど
どこにでもいそーな人
そしてそれらの苦悩やトラブルを
シニカルな笑いをこめ
主人公のもうひとつの人格『バードマン』とともに描かれていきます
本気で成し遂げようとする主人公の姿
なんだかどこにでもありそうな
誰でも悩みそうな
誰もが考えているようなこと
そんな現実にもがきながら
立ち向かっていく主人公に
すごく元気をもらえます
なんだろう
ほんとうまく言えないんですけど
それにほんとによくわからなかったんですけど
それでもなんだろう
すっごく良かった
観た後にアレコレアレコレ考えて
結局答えが見つからないけど
でも凄く元気のもらえる映画
なんだかわからないけど
とにかく人に観てもらって
感想をぶつけあいたい映画です
この二人の掛け合いと
コメディ出身とは思えないエマ・ストーンの演技が
すごく素敵でした
元気と
そして爽やかな気持ちになれる
けどダークコメディっていう
不思議な映画
だけど
こいつぁ文句なしの作品賞!
しっかし『21グラム』やら『バベル』『BIUTIFUL』等
陰鬱な人間関係をダークに描いてたイニャリトゥ監督
シニカルなコメディタッチの作品を作るとは
うん!
文句なしのおすすめ!