兵庫県 姫路市 (神戸市) の美容師 chestの麻生こと明石のおすぎの時たま映画ネタバレブログ
年間劇場で200本以上映画を観たい映画美容師のブログ 自称『明石のおすぎ』
重厚社会派サスペンス~アメリカン・ドリーマー 理想の代償~
こらぁ分厚い
アメリカン・ドリーマー 理想の代償
監督
J・C・チャンダー
出演
オスカー・アイザック
ジェシカ・チャスティン
デヴィッド・オイェロウォ
アレッサンドロ・ニボラ
あらすじ
犯罪と暴力で溢れる1981年のニューヨーク
クリーンなオイルビジネスを信条にのし上がった移民のアベル
会社の全財産をかけた取引が決まった直後
自社オイルの強奪
脱税疑惑
家族への脅迫
次々にトラブルがふりかかる
ついには銀行からの融資が白紙になり
窮地にたったアベルは
会社と家族を守るために奔走するが…
85点
分厚い社会派サスペンスです
じわじわじわじわ来ます
めちゃくちゃ大きい展開があるわけじゃなく
じわじわ来ます
自社オイルの強奪
家族への強迫
銀行の融資撤廃
主人公がゆっくり追い詰められていく様が
緊迫感満天です
自分の身ではなく
自分の立場や地位が
徐々におかされていく
なかなか怖いです
そしてアベルは
クリーンな商売に誇りを持っているため
決して汚いことはせず
暴力に頼らなかったアベルの
最後の決断
忠実に再現された当時ニューヨークの街並み
かっこいい音楽
じわじわと近づいてくる緊迫感
超良質のサスペンスです
chest麻生
まぁまぁリアルです~パパが遺した物語~
そうなんです。まぁまぁリアルなんです。
パパが遺した物語
監督
ガブリエレ・ムッチーノ
出演
ラッセル・クロウ
アマンダ・サイフリッド
アーロン・ポール
クワヴェンジャネ・ウォレス
ダイアン・クルーガー
あらすじ
心に傷を抱えた子供のカウンセラーとして日々をすごすケイティ
彼女は幼い頃のある出来事のため
人を愛せなくなっていた
有名な小説家だったパパを尊敬するというキャメロン
彼に惹かれはじめたケイティは
自分自身と
そして過去と向き合っていく…
25年前自身が運転する車の事故により
妻をなくしたジェイク
後遺症による入院から帰り
溺愛する娘ケイティに
ずっと一緒だと約束するが…
65点
お話としては過去編と未来編をいったりきたりします
過去編では
事故の後遺症に悩まされて
金銭的な余裕のない中
必死に娘と暮らす時間を守ろうとする父を
現在編では
大切な人を失うという恐ろしさから
人を愛することがわからなくなって
行きずりの関係を繰り返す娘を
それぞれ描いていきます。
そうなんです。
まぁまぁリアルなんですよね。
予告の美しい父と娘の物語っていうより
まぁまぁ現代社会っぽいw
愛されることしかしらなかった少女のケイティと
愛することがわからなくなった大人のケイティ
ただただまっすぐ娘を大切にしたジェイク
ただただまっすぐ向き合おうとしたキャメロン
思い出の中と
現在にであった人
二人によってケイティが立ち直っていく様を描きます。
でもね…
過去編か現在編のどっちかでいいんじゃね?
たしかにめちゃめちゃ泣くし感動するけど
場面ポンポン飛ぶし
なんかややこしいw
どっちかを完全にメインにしてたらいいんちゃうかなぁ…て非常に思いましたよね…
うーん…惜しいね。。。
chest麻生
マインドをファック~ピエロがお前を嘲笑う~
されませんでした
でもすごく作り込まれてました
ピエロがお前を嘲笑う
監督
バラン・ボー・オダー
出演
トム・シアリング
エリアス・ムバレク
ボータン・ビルケ・メーリング
アントニオ・モノーjr
ハンナー・ヘルツシュブルンク
あらすじ
天才的ハッカー集団『クレイ』
その一人ベンヤミンは警察に出頭してきた
自分のハッキングのお陰で殺人が起きてしまい
自分の命も狙われているというのだ
彼はサイバー犯罪科のハンナにだけ証言をするという
彼の口からはクレイ結成から
クレイの関わったハッキングの全てが語られるが
彼の証言には穴が多く…
いったい彼は何者なのか?
70点
うん。
疑って観まくったからなんとか
脚本家に勝った!!w
どうでもいいか…
アメリカでは有名なジャンルらしい
『マインドファックムービー』
観客の思考を自在に操る映画
どんでん返しがある
だまされたっ!てなる映画のことみたい
そう観るとかなりやらしい仕掛けがいっぱい
病院にある絵とか
途中ベンヤミンが鏡にダブって映る
角砂糖のマジック
等々…
巧みに騙そうとしてきてる感じ
そういうのを勘繰りながら観るのが楽しいですね
ストーリーはハッカー界で成り上がることを目的としてる
ハッカー集団『クレイ』の
とくに大義もなく自分達の目的のためにハッキングのしまくる様が
てんぽよくて気持ちいいです
音楽もスタイリッシュやし
ネットワークを地下鉄に例えて表現した
斬新な手法とかも
非常に今っぽいっていう印象
さくさくっと進んでいくので
なかなか楽しく観れます
騙されるか騙されないか
試してみては?
chest麻生
美しすぎるの声~ボーイソプラノ ただひとつの歌声~
やっと観てきました
ボーイソプラノ ただひとつの歌声
監督
フランソワ・ジラール
出演
ダスティン・ホフマン
ギャレット・ウェアリング
キャシー・ベイツ
デブラ・ウィンガー
あらすじ
粗暴な問題児のステット
たった一人の肉親である母を交通事故でなくし
優しい校長スティールのすすめで
初めて会う父親に
少年合唱団の寄宿学校に入学させられる
楽譜も読めずまわりにも馴染めない彼だが
天から与えられた『声』をもっていた
しだいに彼は歌うことの楽しさに目覚めていくが…
60点
美声がすごい。
ほんとすごいです。
少年合唱団の歌を聞いたことなかったので
本気でびっくりしました
天使の声等とよく言われますが
ほんとに天使です
同じ人間とは軽く思えないです…
また声変わりするまで
そんな一時
『神から声を借りてるんだ』
そんな刹那的な儚さがまた素敵でした
物語は
恵まれない家庭に育ち
素行の悪さが目立つスコットが
母をなくして何もかもなくしてしまい
ひょんなことから合唱団に入り
歌うことに目覚めていくうちに
周りの友達や
教師たちとの関係を築いていく
そんな刹那的な物語
だったんですが…
少しドラマ性が薄かったんですよね…
普通にいい話なんですが…
そんなひょいひょいいくんかいな…
みたいな…
しっかし声もよかったけど
ギャレット・ウェアリング君
いつか爆発しそうな
なんともいえない危険性を持った
不安定な少年の表情
めちゃくちゃうまかった
内容は深読みしなければ素敵なストーリーやし
少年たちの合唱は文句なしに必聴!!!
うん
結局いい映画でしたよねw
chest麻生
ちっちゃくたって一人前~アントマン~
ポリンキーじゃないよ
『アントマン』
監督
ペイトン・リード
出演
ポール・ラッド
エヴァンジェリン・リリー
コリー・ストール
ボビー・カナベイル
マイケル・ペーニャ
マイケル・ダグラス
あらすじ
大企業への不法侵入および窃盗容疑で逮捕され
3年の刑期を終えて出所したスコット
就職もできず
元妻に最愛の娘キャシーに会うのは
定職について住むところを確保してからにして
といわれ後がなくなり富豪の家へ盗みにはいる
盗みにはいった家で謎のスーツを手にしたことから
彼は身長1.5㌢のヒーロー
アントマンとなるのだが…
75点
いやぁ楽しかったっす!
大きくなったり小さくなったりしながら
目まぐるしいアクションシーン
すっごく楽しい!
最近のマーヴェルにしては珍しく
かなりコメディタッチ
アクションコメディっぽい作りがいい!
普通に笑えるシーンもいっぱいで
かなり楽しかったです!
シリーズ一作目なので仕方ないんですけども
いかにしてヒーローが出来上がるのか…
という過程がちっと長い
もちろん元はただの窃盗犯なので
訓練に時間はかかるんだろうけども…
スパイダーマンくらいさくっとでよかったかも…
しかし
おっきくなったり
ちっさくなったり
子供が大好きな機関車トーマスに乗りながら
暴走特急なみのアクションをくりひろげたり
笑えるアクションシーンが多いし
迫力もある!
頭空っぽで観てください!
楽しいです!
chest麻生
僕の心も~心が叫びたがってるんだ~
叫びたがっています。
『心が叫びたがってるんだ』
監督
長井龍雪
脚本
岡田磨里
キャラクターデザイン
田中将賀
声の出演
水瀬いのり
内山昂輝
雨宮天
細田佳正
あらすじ
幼い頃に話してはいけない秘密を
『おしゃべり』してしまい
家族がバラバラになってしまった成瀬順
もう人を傷つけないようにと
玉子の妖精に『おしゃべり』を封印される
それからはひっそりと誰とも関わりをもたず生きてきたが
ふれあい交流会の実行委員に任命され
坂上、田崎、仁藤と出会ったことで
彼女の運命は変わりはじめる…
90点
いやいや普通によかったよ。
もーキュンキュンしましたね。
とにかく甘酸っぱい。
切なくも暖かい物語。
携帯かうなずくか無理に絞り出すか
もしくは歌うか
くらいしかコミニュケーション手段がなく
言葉で伝えれない主人公
順からみんなが言葉以上のものを受け取って
次第にひとつになって
ふれあい交流会のミュージカルに取り組む
なんとも素敵な青春物語
とにかくこの四人が素敵
大事な試合前に日出を壊し
大会出場ができずチームも負けてしまい
野球ができないもどかしさからやさぐれてしまった
野球部エース田崎大輔
過去に言葉で大切なことを伝えれなかったことによって
ずっとモヤモヤをかかえたままの
仁藤菜月
人との関わりに自分から線を引き
壁をつくり
言いたいことを言ってこなかった
坂上拓実
この3人が
言葉を奪われた成瀬順から
言葉以上のものを受け取り
しだいに前向きに歩きだす
うん。
すごく甘酸っぱくて
切なくて
ほっこりと暖かくなる
さすがの一本
これはおすすめ
chest麻生
辛すぎるんだよ~ぼくらの家路~
タイトルの通りです
『ぼくらの家路』
監督
エドワード・ベルガー
出演
イボ・ピッツカー
ゲオルグ・アームズ
ルイーズ・ヘイヤー
あらすじ
母と弟の3人で暮らしていた少年ジャック
ある事件をきっかけに施設に預けられることになる
施設で馴染めないジャックは
夏休みの帰省を心待にしていた
待ちに待った帰省の日
『仕事で迎えにいけない。少し待って』
母からそう告げられたジャックは
弟をつれて母を探す旅にでる
75点
あらすじだけ読むと
スティーブンダルドリーっぽいけど
そんなもんじゃないんですよね
ものすごくえぐいくらい辛い物語
育児放棄問題
大人の関わり方
施設に預けられた子供達の精神的ケア
子供を取り巻く環境におきえる
様々な問題をえぐった
社外派ドラマです
※ネタバレになってるかもしれないのでまだ観てない方はご注意を
ほんとに母親がひどいんですよね
夜に友達と遊びにいって
子供たちだけで帰宅させたり
思いっきり男連れ込んだり
ジャックとマニュエルは洗ってローテーションの服なのに
ザンナ(母親)の服は部屋中にかけてあったり
恋人から子供達にお土産もらったと
わたすものは安物のチョロキュー
自分は効果な指輪をもらっている
久しぶりの家族団らん
晩御飯のメニューは中華のデリバリー
あげだしたらきりがないくらい
むかつきます
まぁおねぇちゃんにしか見えないくらいの年やし
10歳と6歳の息子がいるってことは
ジャックを生んだのは10代だろうか…
それにジャックとマニュエルの髪色が違いすぎるので
父親はもしかして別なんだろうか…とか
とにかくむちゃくちゃな親で
いらいらします
そんな親とも呼べるようなもんじゃないザンナに対して
絶対に疑念をもたないジャック
まわりからなんと言われようと
ザンナを信じ続けたジャック
会えば絶対になんとかなる
大好きなママだから…
そんなジャックの最後の決断…
胸が張り裂けます。
本域で辛いです。
ラストを観てからこのパンフの二人の表情をみると…
感慨深いものがあります…
おすすめはできませんが
良作です。
chest麻生
破天荒おバカ映画~ピクセル~
想像してたより馬鹿馬鹿しかったw
『ピクセル』
監督
クリス・コロンバス
出演
アダム・サンドラー
ミシェル・モナハン
ケビン・ジェームス
あらすじ
30年前NASAが宇宙との交信のために宇宙に映像を送信する
その中には当時行われた
アーケードゲーム世界大会の映像も収められていた
その映像を宣戦布告と解釈した宇宙人が
パックマン、ドンキーコング…等
アーケードゲームのキャラを模した姿で侵略してきた
軍隊も歯がたたない中
当時のアーケードゲームの達人
『ゲームヲタク』達が集められ
地球の運命は彼らにたくされた
70点
あまりにも馬鹿馬鹿しいですw
ふっきって馬鹿馬鹿しいので逆に楽しいですw
パックマン
ドンキーコング
アーケードゲームのキャラに対抗するのは
こんな冴えないおっさん達ですw
侵略してくるのがアーケードゲーム
そして迎え撃つはこんなおっさん達
お気づきだろうとは思いますが
そうです
まったく緊張感がありませんwww
まけたら地球が壊される
後がなくなった三番勝負のラスト
なのに
まったく緊張感がありませんwww
だから楽しいんですかね?w
世界がピコピコ崩れるって言う発想
ゲームのキャラが実世界でおそってくる
こんなプロットゲーマーの僕には非常に魅力的です
馬鹿馬鹿しいノリを本気で貫いた本作
なーんも考えんと
楽しむにはいい映画じゃないでしょうか?w
chest麻生