兵庫県 姫路市 (神戸市) の美容師 chestの麻生こと明石のおすぎの時たま映画ネタバレブログ
年間劇場で200本以上映画を観たい映画美容師のブログ 自称『明石のおすぎ』
本日は
台風11号の影響でJRが大混乱。
姫路からは普通電車しかでていないということで
さらに何時に来るかわからないということで
定刻通り運転してる
こいつにのって帰ります。
かなりのvip通勤です。
ワクワクしかしません。
やっぱりいつもと違う非日常は
テンションがあがります。
それだけです。
すいません。
I’ll Be Backは字幕もアイルビーバックw~ターミネーター ジェニシス~
そうなんです。
アイルビーバックの翻訳はしてくれません。
ターミネーター ジェニシス
監督
アラン・テイラー
出演
アーノルド・シュワルツェネガー
エミリア・クラーク
ジェイ・コートニー
ジェイソン・クラーク
あらすじ
機械が人間を支配する世界
反乱軍のリーダージョン・コナー
彼をなきものにするために機械軍は
ジョンの母親サラ・コナーを抹殺するため
過去に殺人マシン『ターミネーター』を送り込む
反乱軍もジョンの右腕カイルを過去に送り込む
しかしそこにはすでにサラを守るターミネーターがいて…
人気シリーズターミネーターのリブート作品!
総評70点
結構よかった!
タイムパラドックスにつぐタイムパラドックスで
パラレルワールドにつぐパラレルワールド
ストーリーはなかなか観る人を無視してグングン進みます。
正直なかなか難しいです。
ちょこちょこ台詞でも
『この時間軸では』
といっているので
いろんな時間軸を移動する感じです
ついていくのがなかなか難しい。
だけど今までのターミネーターシリーズとはまた違った形の物語で
引き込まれました。
まさに『ジェニシス(新起動)』です
まぁキャスト一新でリブートのはずが
シュワちゃんだけ固定なんで
若干リブート感うすいですけどもw
T1やT2に対してのオマージュシーンがあって
ニヤリとするシーンも多かった。
タイトルにも書きましたが
やっぱりアイルビーバック言うてましたし
アイルビーバックの字幕は
『戻ってくるぜ』じゃなくて
『アイルビーバック』でしたw
新キャストもよくて
イ・ビョンホンが本家ロバート・パトリック並みに不気味やったし
マクレーンの息子よりこっちのがいい!ジェイ・コートニー
本家より守りたくなるビジュアルやけど
実は誰よりも強い!エミリア・クラーク
本家かどうかわかりませんがこの人だけは
クリスチャン・ベールのがよかった…
でもやっぱりうまいジェイソン・クラーク
あとセッションのJKシモンズさんもでてましたw
しかし何よりも希代の大根役者と思っていたシュワちゃんの
あの大根棒読みが
今回のターミネーターの
人の心を持ってはいないが
理解しようとし
プログラムでありながら
プログラムを越えた粋で
サラを守ろうとする
ある意味親のような
無骨な男のキャラにマッチングしすぎで…
すごくよかったです。
まさかターミネーターで感動するとか思いませんでした。
ほんとに。
ストーリー少しややこしいから
アクションシーン減らしてもう少し
パラレルワールドについての解説がほしかったですけど
それでも意外と泣ける!
オマージュいっぱい
進化したターミネーター達!
今までと違った解釈のターミネーターのリブート
観るならやっぱ劇場ですね。
ごめんなさい。
最初に謝らしてください。
ほんとどうでもいいです。
ほんとどうでもいいんですけど…
今夜には上陸すると言われてる台風16号
ん?
ん?
いやw
これなんなんw
何が来るんでしょうか?
はたして本当に台風が来るんでしょうか?
すごく普通に使ってるw
あぁ…言いたかっただけです。
失礼しました。
納得の主演女優賞~アリスのままで~
本年度アカデミー主演女優賞受賞!
アリスのままで
監督
リチャード・グラツァー
ウォッシュ・ウエストモアランド
出演
ジュリアン・ムーア
クリステン・スチュワート
アレック・ボールドウィン
あらすじ
言語学者として大学教授をつとめるアリス
仕事に人生の大半を捧げてきた彼女
しかしある日
単語が思い出せなくなり
ランニング中にキャンパスで迷い
医師から若年性アルツハイマーの診断をうけてしまう
自分が自分でなくなっていく中
彼女は何を感じるのか
同名のベストセラー小説を映画化し
ジュリアン・ムーアがアカデミー主演女優賞に輝いた感動作
総評65点
まずはじめに言っておきます。
この映画…
別に主人公がどーやってよくなっていくのか?
みたいなハッピーな展開
ございません。
良い展開とか全く期待してなかったので
別によかったんですけども
ただただアルツハイマーに苦しむ彼女と
彼女に必死に寄り添おうとする家族の姿がかかれていきます。
原作は読んでません。
自分が自分でなくなっていく。
モノを忘れ
言葉を忘れ
仕事を忘れ
場所を忘れ
することを忘れ
家族を忘れ
自分が自分でなくなっていることも忘れていく
忘却の物語。
『アリスのままで』生きていくタメに何をするのかではなく
『アリスのままで』生きている間に何をするのか
そんなお話。
良かったことは良かったんですが
家族と主人公を美化しすぎてる気がしなくもなくてなんだかなぁって感じでした。
主人公が自分を失っていくことに関しては
かなりリアルに
すごく鮮烈にかかれてたのに
果たして自分の親がこうなったときに
はたしてここまで親切に寄り添えてばかりなんだろうか?
と思いました。
そこにもう少しリアリズムが欲しかったような。
物語の筋としては普通でした。
でもなにより
ジュリアン・ムーアがすごすぎる。うますぎる。
一つの作品の中で
いったい何人のアリスを演じてたのか分かりません。
徐々に徐々にアリスでなくなっていくアリスを
見事に演じ分けていました。
うますぎる。
納得のアカデミー主演女優賞。
ストーリーとかではなくて
完全にジュリアン・ムーアに泣かされました。
アルツハイマー患者介護の会でしたスピーチ
『苦しんでいるのではありません。闘っているのです』
日々なくなっていく記憶の中で
闘う彼女の姿がすごくよかった。
あと
あれだけ自分の人生を歩もうとしていた末娘のリディアが
結局最後は母と生きることを選ぶのもよかった。
感動はします。
でもやっぱり美談化しすぎじゃないでしょうか?
でも感動はします。
二人なら強くなれる~バケモノの子~
時をかける少女で甘酸っぱい青春を
サマーウォーズで絆の力を
おおかみこどもの雨と雪で親の愛を
描いてきた細田守監督の最新作!
バケモノの子
監督
細田 守
声の出演
役所広司
宮崎あおい
染谷将太
広瀬すず
リリー・フランキー
大泉洋
あらすじ
親をなくし親戚に引き取られることをこばみ
家をとびたした9才の蓮
夜の渋谷をさ迷っていた彼は
バケモノの熊徹と出会う
彼を追いかけバケモノの街『渋天街』に迷いこんだ蓮は
熊徹に半ば強引に弟子にさせられ
九太という名前をつけられれ
『強くなりたい』と願う子と
『強さ』しかもたなかったバケモノの
師弟関係が始まる
総評75点
よかったと思います。
普通に。
王道的な展開で…
あーなるんやろな…こーなるんやろなぁ…
という展開を安心して観れる感じでした。
物語は人間界にひとりぼっちの九太と
渋天街にひとりぼっちの熊徹の
成長の物語
九太を肉体的に強く鍛えるうちに
熊徹は精神的に強くなり
いがみ合い
どなり合いながら
お互い無くてはならない存在になっていく
そんな師弟関係のような
親子関係のような
そんな映画でした。
なんでも思ったことは口にする二人
でも肝心なところは素直になれない
だからこそ中盤の
『九太!行くな!行くな!』
っていうシーンはすごくグッと来ました。
熊徹のぶっきらぼうな優しさが
すごくいいんですよね。
最初からずっと
二人で強くなる
二人だから強くなる
っていう
台詞やシーンが多かったから
やっぱり結末はそうなったかって感じでしたが
嫌いじゃないですw
『蓮』として生きていく『九太』
これからも強くなっていくために
心に『熊徹』という剣をもつことが
蓮にとって必要で
熊徹の最後の親心ということで
親子関係のような
師弟関係のような
爽やかな気分になれる映画でした。
うん。
よかった。
今にも崩れそうなバランスの中で~ショートターム~
西宮でしかやってなくて
見逃してしまってた今作
やっと観れた
ショートターム
監督
デスティン・クレットン
出演
ブリー・ラーソン
ジョン・ギャラガー・jr
ケイトリン・デバー
あらすじ
心に傷を抱えた10代の子供達を保護する
短期保護施設『ショートターム12』
グレイスとボーイフレンドのメイソンは
そこで働いていた
ある日グレイスがメイソンの子供を妊娠し
問題児ジェイデンが施設に来たことで
グレイスは自信の持つ心の傷と
向き合っていくことになる…
総評75点
よかったですねぇ
ほんとに今にも崩れそうな
危ういバランスの中で生きている子供達
見守る大人達
決して映画だからといってハッピーな展開だけでない
ありのままのリアル
保護施設で働いた経験のある監督だからこそかけた
リアルな現状
決して更正していく物語ではなくて
グレイスの言うように
『私たちは彼らの生活を守ることが仕事』
主人公や登場人物の抱える問題も
ハッキリと語られるわけではありません
その中で
崩れそうになったとき
逃げたしたくなったとき
自分だけではなく
誰かに支えてもらうこと
誰かに励ましてもらうこと
ただ話を聞いてもらうこと
そんなことの大切さを
しっかりと伝えてくる映画でした
より良い生活をするため
良い大人になるためではなく
ただ普通に生きていくことだけを望む子供達
そんな子供達を諭しながら
励ましながら
実は自分自身にむけて話をしている
そんなグレイスが
切なくも強かった
だから子供達にたいして本気で
真剣に接している彼女がよかった
親に虐待されていたジェイデン
その事実を童話にして伝えるジェイデン
親に捨てられた過去のあるマーカス
多くを語らない彼の
心をさらけ出したラップ
衝撃の過去をもつグレイス
彼女の妊娠を聞いたときの暗い顔
『明けない夜はない~あなたにも、私にも』
パッケージの裏にかいてあった言葉がすごく響きました
まぎれもない
名作です。
意外と深い~アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン~
そんな印象でした
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
監督
ジョシュ・ウェドン
出演
ロバート・ダウニー・jr
クリス・エバンス
クリス・ヘムズワース
マーク・ラファロ
スカーレット・ヨハンソン
ジェレミー・レナー
エリザベス・オルセン
アーロン・テイラー=ジョンソン
ドン・チードル
ポール・ベタニー
サミュエル・L・ジャクソン
あらすじ
世界の平和を守るため
誰よりもアベンジャーズについて知るトニー・スタークは
平和維持装置である
人工知能『ウルトロン』を開発する
しかしウルトロンは暴走し
平和の維持のため人類の滅亡計画を始動する
ウルトロンの暴走に対して
立ち上がるアベンジャーズだったが
総評75点
意外と控えめでしたね
アクションが
なんか今回はアベンジャーズ一人一人の
背景やら
心情
人間関係や
ドラマ性をフォーカスしてた気がします
うん。
嫌いじゃない。
バートンはなぜ戦うのか
ロマノフの過去とは
スタークや
バナーの葛藤
チームをまとめようとするスティーブ
神として人間界を守るソー
なんかそれぞれの戦う理由
みたいなのをしっかり描いてたと思います
うん。
嫌いじゃない
たしかにアクションは派手ですが
前作の方がインパクトは強かった
でもしっかりドラマを持たせた今作の方が
すきです。
アクションが観たければマッドマックスで!w
そしてそして
もー新キャストやらアベンジャーズ関連からの登場人物増えて
豪華すぎるキャストがいい!
もーオーシャンズシリーズなんかより豪華すぎる!
新しく加わった
エリザベス・オルセンとアーロン・テイラー=ジョンソンのゴジラコンビもいい
彼らの戦う理由もしっかりかかれます
クイックシルバーはX-MENにもでてたし
スカーレット・ウィッチはもはやジーン・グレイにしかみえなかったので
序盤はすごーくX-MENな雰囲気でしたが
若手スターの参戦によって厚みがでましたね
そして全然知らんかったんですけど
アイアンマンシリーズとアベンジャーズシリーズで
ジャービスの声してたのってポール・ベタニーやったんですね
なんと
ベタニーさんもでてます
こんな感じでw
こーいう役やるひとやったんですねw
なんかウォッチメンのDrマンハッタンっぽいって思ったのは僕だけでしょうか
そして今作はなんといっても
この人がいい。
すごくいい。
ただの人間でありながら
それでも戦う
自分のことを理解した上で
スカーレット・ウィッチに渇をいれる場面
『一歩外に出たら君もアベンジャーズだ』
いぶし銀すぎた
なんにしても
ただ悪者がでてきて
苦戦しながらも
勝つ!
みたいな単純なものではなく
スタークは実は慎重派で
地球外の敵に対抗する方法をずっと考えてて
病的なまでに固執しているし
アベンジャーズの解散(アベンジャーズでしか倒せない地球外の敵の殲滅)こそが
アベンジャーズの存在意義と考える
実はあの無茶な実験も自分達が戦わなくてすむように
自分達が負けることがあっても大丈夫なようにっていう考えのもと
でもスティーブは
どんな敵が現れてもアベンジャーズで団結し
対抗することが
アベンジャーズの存在意義と考える
ロマノフとバナーはお互いに
自分の中にいる人とは異なる
内なる魔物に怯え
互いに慰めあっている
そしてソーはいつか自分が暴走するのではないのか…と葛藤する
そして彼らアベンジャーズを
一歩引いた目線でかつ人間としての立場で見るバートン
だから俺が必要なんだ…と
彼らのそれぞれの葛藤
ただただ悪者やっつけってワッショーイじゃない
各々の戦う理由にフォーカスをあてた今作
だからこそ
最後のスタークの『団結だ』と言ったセリフがすごく響いてくる
アクションはなんだか控えめですが…
ヒーロー達の葛藤
ただの人間としてのドラマ
意外とこういう作風になったんだと
これは
なかなか
すきです。