兵庫県 姫路市 (神戸市) の美容師 chestの麻生こと明石のおすぎの時たま映画ネタバレブログ
年間劇場で200本以上映画を観たい映画美容師のブログ 自称『明石のおすぎ』
事実を知る~ドローン・オブ・ウォー~
こんな感じになってたんですね
ドローン・オブ・ウォー
監督
アンドリュー・ニコル
出演
イーサン・ホーク
ブルース・グリーンウッド
ゾーイ・クラヴィッツ
あらすじ
アメリカ空軍敏腕パイロットのトーマスイーガン
戦闘機を降りた彼の任務は
ドローン(無人戦闘機)の操縦だった。
エアコンが効いた指令室の中で
はるか1万2000キロ先にのドローンを操縦し
ボタンひとつでミサイルを発射
そして敵を掃討するミッション
現実感の欠落したこのミッションに携わるうち
次第に彼の精神は蝕まれていく…
70点
今まで知らなかった事実。
これは深い。
敵から発見されることはなく
戦地での蛮行を見過ごすことしかできず
味方の援護もできない
自分達はただただ事態を俯瞰して
スイッチを押してミサイルを発射する
まったく現実味のない
ゲーム感覚のミッション
スイッチ1つで
画面越しに人を殺すミッション
はるか12000キロ先に干渉するミッション
雲を掴むようなミッションに
主人公が蝕まれていく様がリアルです
主人公は元エースパイロット
実機に乗って戦闘にいっていたパイロット
彼が180度変わった命のやり取りのない
一方的な殺戮に思える戦争に加担する
徐々にPTSDに悩まされて
家族ともうまくいかなくなる
リアルにかかれています
現代のテロ戦争ってこうなってるのかって
ほぼ知らなかっただけに…
怖いと思います。
果たしてこれが正義なんだろうか…
chest麻生
重厚社会派サスペンス~アメリカン・ドリーマー 理想の代償~
こらぁ分厚い
アメリカン・ドリーマー 理想の代償
監督
J・C・チャンダー
出演
オスカー・アイザック
ジェシカ・チャスティン
デヴィッド・オイェロウォ
アレッサンドロ・ニボラ
あらすじ
犯罪と暴力で溢れる1981年のニューヨーク
クリーンなオイルビジネスを信条にのし上がった移民のアベル
会社の全財産をかけた取引が決まった直後
自社オイルの強奪
脱税疑惑
家族への脅迫
次々にトラブルがふりかかる
ついには銀行からの融資が白紙になり
窮地にたったアベルは
会社と家族を守るために奔走するが…
85点
分厚い社会派サスペンスです
じわじわじわじわ来ます
めちゃくちゃ大きい展開があるわけじゃなく
じわじわ来ます
自社オイルの強奪
家族への強迫
銀行の融資撤廃
主人公がゆっくり追い詰められていく様が
緊迫感満天です
自分の身ではなく
自分の立場や地位が
徐々におかされていく
なかなか怖いです
そしてアベルは
クリーンな商売に誇りを持っているため
決して汚いことはせず
暴力に頼らなかったアベルの
最後の決断
忠実に再現された当時ニューヨークの街並み
かっこいい音楽
じわじわと近づいてくる緊迫感
超良質のサスペンスです
chest麻生
まぁまぁリアルです~パパが遺した物語~
そうなんです。まぁまぁリアルなんです。
パパが遺した物語
監督
ガブリエレ・ムッチーノ
出演
ラッセル・クロウ
アマンダ・サイフリッド
アーロン・ポール
クワヴェンジャネ・ウォレス
ダイアン・クルーガー
あらすじ
心に傷を抱えた子供のカウンセラーとして日々をすごすケイティ
彼女は幼い頃のある出来事のため
人を愛せなくなっていた
有名な小説家だったパパを尊敬するというキャメロン
彼に惹かれはじめたケイティは
自分自身と
そして過去と向き合っていく…
25年前自身が運転する車の事故により
妻をなくしたジェイク
後遺症による入院から帰り
溺愛する娘ケイティに
ずっと一緒だと約束するが…
65点
お話としては過去編と未来編をいったりきたりします
過去編では
事故の後遺症に悩まされて
金銭的な余裕のない中
必死に娘と暮らす時間を守ろうとする父を
現在編では
大切な人を失うという恐ろしさから
人を愛することがわからなくなって
行きずりの関係を繰り返す娘を
それぞれ描いていきます。
そうなんです。
まぁまぁリアルなんですよね。
予告の美しい父と娘の物語っていうより
まぁまぁ現代社会っぽいw
愛されることしかしらなかった少女のケイティと
愛することがわからなくなった大人のケイティ
ただただまっすぐ娘を大切にしたジェイク
ただただまっすぐ向き合おうとしたキャメロン
思い出の中と
現在にであった人
二人によってケイティが立ち直っていく様を描きます。
でもね…
過去編か現在編のどっちかでいいんじゃね?
たしかにめちゃめちゃ泣くし感動するけど
場面ポンポン飛ぶし
なんかややこしいw
どっちかを完全にメインにしてたらいいんちゃうかなぁ…て非常に思いましたよね…
うーん…惜しいね。。。
chest麻生
マインドをファック~ピエロがお前を嘲笑う~
されませんでした
でもすごく作り込まれてました
ピエロがお前を嘲笑う
監督
バラン・ボー・オダー
出演
トム・シアリング
エリアス・ムバレク
ボータン・ビルケ・メーリング
アントニオ・モノーjr
ハンナー・ヘルツシュブルンク
あらすじ
天才的ハッカー集団『クレイ』
その一人ベンヤミンは警察に出頭してきた
自分のハッキングのお陰で殺人が起きてしまい
自分の命も狙われているというのだ
彼はサイバー犯罪科のハンナにだけ証言をするという
彼の口からはクレイ結成から
クレイの関わったハッキングの全てが語られるが
彼の証言には穴が多く…
いったい彼は何者なのか?
70点
うん。
疑って観まくったからなんとか
脚本家に勝った!!w
どうでもいいか…
アメリカでは有名なジャンルらしい
『マインドファックムービー』
観客の思考を自在に操る映画
どんでん返しがある
だまされたっ!てなる映画のことみたい
そう観るとかなりやらしい仕掛けがいっぱい
病院にある絵とか
途中ベンヤミンが鏡にダブって映る
角砂糖のマジック
等々…
巧みに騙そうとしてきてる感じ
そういうのを勘繰りながら観るのが楽しいですね
ストーリーはハッカー界で成り上がることを目的としてる
ハッカー集団『クレイ』の
とくに大義もなく自分達の目的のためにハッキングのしまくる様が
てんぽよくて気持ちいいです
音楽もスタイリッシュやし
ネットワークを地下鉄に例えて表現した
斬新な手法とかも
非常に今っぽいっていう印象
さくさくっと進んでいくので
なかなか楽しく観れます
騙されるか騙されないか
試してみては?
chest麻生
美しすぎるの声~ボーイソプラノ ただひとつの歌声~
やっと観てきました
ボーイソプラノ ただひとつの歌声
監督
フランソワ・ジラール
出演
ダスティン・ホフマン
ギャレット・ウェアリング
キャシー・ベイツ
デブラ・ウィンガー
あらすじ
粗暴な問題児のステット
たった一人の肉親である母を交通事故でなくし
優しい校長スティールのすすめで
初めて会う父親に
少年合唱団の寄宿学校に入学させられる
楽譜も読めずまわりにも馴染めない彼だが
天から与えられた『声』をもっていた
しだいに彼は歌うことの楽しさに目覚めていくが…
60点
美声がすごい。
ほんとすごいです。
少年合唱団の歌を聞いたことなかったので
本気でびっくりしました
天使の声等とよく言われますが
ほんとに天使です
同じ人間とは軽く思えないです…
また声変わりするまで
そんな一時
『神から声を借りてるんだ』
そんな刹那的な儚さがまた素敵でした
物語は
恵まれない家庭に育ち
素行の悪さが目立つスコットが
母をなくして何もかもなくしてしまい
ひょんなことから合唱団に入り
歌うことに目覚めていくうちに
周りの友達や
教師たちとの関係を築いていく
そんな刹那的な物語
だったんですが…
少しドラマ性が薄かったんですよね…
普通にいい話なんですが…
そんなひょいひょいいくんかいな…
みたいな…
しっかし声もよかったけど
ギャレット・ウェアリング君
いつか爆発しそうな
なんともいえない危険性を持った
不安定な少年の表情
めちゃくちゃうまかった
内容は深読みしなければ素敵なストーリーやし
少年たちの合唱は文句なしに必聴!!!
うん
結局いい映画でしたよねw
chest麻生