兵庫県 姫路市 (神戸市) の美容師 chestの麻生こと明石のおすぎの時たま映画ネタバレブログ
年間劇場で200本以上映画を観たい映画美容師のブログ 自称『明石のおすぎ』
二人なら強くなれる~バケモノの子~
時をかける少女で甘酸っぱい青春を
サマーウォーズで絆の力を
おおかみこどもの雨と雪で親の愛を
描いてきた細田守監督の最新作!
バケモノの子
監督
細田 守
声の出演
役所広司
宮崎あおい
染谷将太
広瀬すず
リリー・フランキー
大泉洋
あらすじ
親をなくし親戚に引き取られることをこばみ
家をとびたした9才の蓮
夜の渋谷をさ迷っていた彼は
バケモノの熊徹と出会う
彼を追いかけバケモノの街『渋天街』に迷いこんだ蓮は
熊徹に半ば強引に弟子にさせられ
九太という名前をつけられれ
『強くなりたい』と願う子と
『強さ』しかもたなかったバケモノの
師弟関係が始まる
総評75点
よかったと思います。
普通に。
王道的な展開で…
あーなるんやろな…こーなるんやろなぁ…
という展開を安心して観れる感じでした。
物語は人間界にひとりぼっちの九太と
渋天街にひとりぼっちの熊徹の
成長の物語
九太を肉体的に強く鍛えるうちに
熊徹は精神的に強くなり
いがみ合い
どなり合いながら
お互い無くてはならない存在になっていく
そんな師弟関係のような
親子関係のような
そんな映画でした。
なんでも思ったことは口にする二人
でも肝心なところは素直になれない
だからこそ中盤の
『九太!行くな!行くな!』
っていうシーンはすごくグッと来ました。
熊徹のぶっきらぼうな優しさが
すごくいいんですよね。
最初からずっと
二人で強くなる
二人だから強くなる
っていう
台詞やシーンが多かったから
やっぱり結末はそうなったかって感じでしたが
嫌いじゃないですw
『蓮』として生きていく『九太』
これからも強くなっていくために
心に『熊徹』という剣をもつことが
蓮にとって必要で
熊徹の最後の親心ということで
親子関係のような
師弟関係のような
爽やかな気分になれる映画でした。
うん。
よかった。